初心者向けTellus学習コース

2018年度にリリースした衛星データをクラウド上で分析できる日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus」は、2019年度にTellusをより多くの方にご活用いただけるようeラーニング講座を応募者への抽選登録制で提供してまいりましたが、2020年3月から「新しい生活様式」を見据え、プログラミングと機械学習の基礎が学習できる「Tellus Trainer」と「初心者向け Tellus 学習コース」の2つのeラーニング講座を公開制限なしで提供することとなりました。

本教材「Tellus初心者向け学習コース」では、Python初心者向け教材となる基礎編と、Pythonで学ぶ実践的な衛星データ解析となる地理空間情報解析編(応用編)に分かれます。

基礎編では衛星データプラットフォームTellusの開発環境を利用する上で必要となる、プログラミング言語Pythonの基礎から、Pythonを用いた簡単な画像処理や衛星画像の加工、数値予測の方法などを学ぶことができることできます。応用編では、衛星データを扱う上で基本となるGDALの学習から始まり、農業、林業、漁業、防災という分野において衛星データをどう活用できるのかを実践できる教材を提供しております。

基礎編はキラメックス株式会社様に、応用編は一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)様にそれぞれ協力頂き、教材開発を行いました。なお、本教材の中では、Slackでのサポートがある前提で記載されている箇所が一部ございますが、現在はSlackでのサポートはございませんので予めご了承ください。

Tellusで何ができるの?という方はこちらのチュートリアルをご覧ください。

なお、本教材は、自主学習などの非営利での利用を想定して公開しています。利用される際には出典を明記の上でご利用ください。
商用利用など、利用する上でご相談事項ある場合には、お手数をおかけいたしますが下記お問合せフォームよりご連絡ください。
https://www.tellusxdp.com/ja/faq/contact/

環境構築

開発環境の提供はしておりませんので、ご自身で環境を構築頂く必要がございます。あらかじめご了承ください。一部の講義ではTellus上の衛星データを利用して解析を行っており、その衛星データはTellusの開発環境上でなければご利用できません。

※応用編教材における必要なライブラリは各レッスン内にて言及しております。

本カリキュラムでは Python 3.7.4 を使っていきます。また、以下のライブラリをインストールしてください。
  • Jupyter (1.0.0)
  • JupyterLab (1.1.4)
  • NumPy (1.18.1)
  • SciPy (1.3.1)
  • Pandas (0.25.2)
  • Pillow (6.2.0)
  • Matplotlib (3.1.1)
  • scikit-learn (0.21.3)
ローカル環境に解析環境を構築する方法について
ローカル環境にAnacondaのインストールからJupyter Notebookの実行までご紹介します。
ローカル環境構築手順

目次

また、機械学習についてもっと学んでみたいという方に向けて、日本最大データサイエンティストコミュニティであるSIGNATEと共に開催した「Tellus Trainer」も合わせて公開致しました。ご興味のある方はぜひ合わせて受講ください。

TellusのHow to use宙畑では、衛星データの解析事例もコード付きで紹介しております。教材を通して学んだあとには、そちらもご覧の上で様々な解析事例を体験してみてください。

関連リンク

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